歯周内科治療は位相差顕微鏡で口の中に感染している細菌・真菌・原虫などを特定し、動画管理システムに記録し、見つけた微生物にきく薬剤を選択して効果的に微生物叢を綺麗な状態に改善することで歯周病を内科的に治す治療法です。治療前の汚れた微生物叢が治療後は非常に短期間で綺麗に改善し、治療前後の状態が一目瞭然に画像で確認できます。
以前は長時間の歯磨きや外科治療によって1〜2年の治療期間でそのような綺麗な微生物叢を獲得していました。微生物叢が改善されたら歯石を除去します。その場合も、微生物叢が改善されていると、冷たいものがしみるというような症状が非常に少なくなることが知られています。